FX取引の基本知識3 トレード手法について

FXの基本的な取引手法

トレード手法

エントリーからクローズ(決済)までの時間、トレードを行う時間軸でトレード手法を分類したものです。用いる手法が大きく異るため、自分の投資スタイルに照らし生活リズムや性格なども考慮して自分にあったトレード手法を見つけましょう。

スキャルピング

秒から数分の短時間で何度も売買を繰り返す取引手法です。小さい利益を積み重ね最終的に大きな利益を獲得することを目的としています。一度のトレードで数pipsから十数pipsの損益で勝負します。勝率を高め短時間で大きな勝ち越しを狙います。トレンドがないレンジ相場でも利益を確保することが可能です。常に相場の動きをチェックする必要があり、エントリーとクローズのタイミングの見極めが重要で精神力・集中力が必要で才能が求められる初心者には難易度が高いトレードスタイルと言えるでしょう。

デイトレード

数十分から1日でトレード行う手法です。日またぎはせず、一回の取引で数十pipsの利益を狙います。日またぎリスク(就寝中の相場急変動)を排除して一日数回程度のトレードを行います。チャンスのエントリーポイントを正確に見極める必要があるため、チャートを見続けて待つ必要があります。また、チャンスポイントでエントリーできる明確な売買ルールを持つ必要があります。

スイングトレード

数日から数週間程度の期間で中期的トレンドを狙う手法です。1回の取引で数百pipsの利益を狙い、トレンドに乗れれば大きな利益を取ることも可能です。その反面、損失が大きくなるリスクもあります。チャートの確認は1日1回ほどでも問題ないので日中多忙な方もストレスなくトレードに取り組めます。ただ、取引回数が多くても1週間に1〜2回で資金効率が低く、少額の資金では大きな利益を得るのは難しいでしょう。加えて、テクニカル分析だけでなく相場の大きな流れを掴むためにファンダメンタルズ分析のスキルも必要になります。

ポジショントレード

数週間から数ヶ月で長期的トレンドを習う手法です。1回の取引で数百pips以上の利益を狙います。加えて、毎日発生するスワップポイントでも利益を得られます。トルコリラ・メキシコペソなど高金利通貨で長期トレードを行っている方も少なくありません。戦略を考え一度トレードをスタートしたら、後は目標利益が確保できるまでは放置となります。テクニカル分析だけではなく、グローバルな金融政策や経済動向・政治問題などのファンダメンタルズについても分析する必要があります。このような長期的な視線での投資戦略を立てる事ができるスキルが必要になりますが、短期の価格変動にストレスを感じる必要はなくなります。

順張りと逆張り

相場には、「レンジ相場」と「トレンド相場」2種類があります。「レンジ相場」は一定の値幅で推移する相場で、「トレンド相場」は一方の方向に値を伸ばす相場です。これらの相場に対してのエントリー方法は、2種類に分けることができます。

  • 相場のトレンドに合わせてエントリーする:順張り
  • 相場のトレンドに逆らってエントリーする:逆張り

順張り

順張りは、トレンド発生初期・中期にトレンドが発生している方向にエントリーする取引手法です。順張りは、トレンドの波に乗る形で利益を伸ばせる事から比較的安心してエントリーきます。注意点としては、トレンド発生サインを匂わせながら逆行する騙しや反転した後の大きな逆行にハマるなどの警戒ポイントがある点です。トレンド相場における順張りエントリーが大きな利益を出しやすいと言えます。

逆張り

逆張りは、トレンド発生後末期・終了時にトレンドが発生している方向と逆方向にエントリーを行う取引手法です。逆張りは、トレンドの終焉を見極めエントリーして、トレンド終了後の大きな反転の値幅を狙います。注意点としては、エントリー後もトレンドが継続してしまったり、レンジ相場になってしまった場合、大きな損失につながったり利益が限定されたりする点です。